保育園看護師に興味があるけど、あまり想像がつかなくて。
実際に働くとどんな悩みが出てくるのかな?大変なことも病院勤務とはまた違いそうだなぁ。
病院勤務とは全然違ってくるので、なかなか想像できないですよね。
実際の経験から、わたしは以下のような悩みを持ったり、大変だなと思ったりしました。
上記について、体験談を交えながら詳しくご紹介していきます!
この記事を見れば、保育園看護師のリアルな思いを知ることができます。
ぜひ保育園看護師になろうか悩んでいる方は、参考にしてみてくださいね!
保育園看護師の仕事内容については、以下の記事でかなり詳しくご紹介しています!
そちらもぜひ見てみてくださいね♪
保育園看護師の悩み
どんな職場でも悩みはつきものだけど、保育園看護師はどんなことに悩むのか……わたしの経験談からお話しします!
保育園看護師としての役割を果たせているのか…ひとりである故にわかりづらい
お手本となる人、教えてくれる人がいないので、自分が果たして保育園看護師としての役割を果たせているのか、時々不安になります。
また、総合病院のように教育システムやラダーがあるわけではないため、自分で提案し自分で評価し、自分で改善してく必要があります。
同業者と話せる場が欲しい
看護師は自分一人なので正直寂しい(笑)
保育園によってはグループ内の各園の保育園看護師が集まることもあるようですが、わたしのように他の保育園看護師との接点がないという方も少なくないと思います(特に非常勤)。
情報交換もしたいですし、単純に同業者と話せなくて寂しいです。。ぜひ保育園看護師の友達が欲しい!
感染予防に関しての認識の違いを埋めたい
これはきっと多くの保育園看護師の方が感じていることでしょう。
もちろん病院と同じようにとはいかないのは当たり前ですが……
一度文面や口頭で伝えても、長年その認識ややり方で行っていた場合、なかなか直りません。
保育士と看護師という異なる職業、さらに看護師は一人ということもあり、伝え方についてもいつも悩みます。
今後、医療現場に戻りたくなった時がちょっと怖い
医療行為がない、アセスメントする機会も少ないことから、総合病院でバリバリ働いていたころの感覚が鈍るため、今後医療現場に戻りたくなった時がちょっと怖いです。
保育園看護師の大変なこと
保育園看護師に挑戦して良かったと思うことが多いですが、やっぱり大変なこともあります(泣)
前任看護師がいない場合、仕事内容を一から自分で考えて行う必要がある
わたしが勤めている園は、入職当初新設の保育園であったため、何も決まっていない状態から始まりました。
初めは保育補助業務で一杯いっぱいで、看護業務は全然できない状態。
4ヶ月ほど経過し、大人も子どもも落ち着いてきた段階で、ベテラン保育士の方からアドバイスをいただき、視診を始めてみました!
これがわたしにとって、体調不良や怪我の対応以外の初めての看護業務でした。
園長が看護師にやってほしいことを伝えてくれる場合もあるかもしれませんが、わたしの園の場合は自ら提案しない限りは体調不良や怪我の対応以外の看護業務がない状態です。
初めての保育園勤務でわからないことだらけの中で、自分が看護師としてどんな役割を果たしたらよいのか、具体的に何をしたらよいのかが分からず、それがとても大変でしたし今でも模索中です。
それが昨年1年を通してわかったということ、また今年は(今のところ)昨年よりも園児数が少ないため、時間的な余裕があることから、今は自らいろいろ提案をして看護業務を行っています。
前任看護師がいない、新設の保育園に勤めるという場合は、このような状況が考えられます。
保育士さんとの関係性が難しい
保育士でない職員は、調理担当の方以外は看護師のわたしだけです。
やはり、異なる資格ということで気を遣わせてしまっているのではないかと思うこともあります。
ネットで検索すると、保育士さんとの関係性に悩んでいる方は少なくないようです。
わたしも、今は仕事について自分から提案したり、保育について気軽に相談し合えるくらいの関係性を築くことができましたが、初めは自分だけ資格が異なることからどういう立ち位置でいればいいのか分からず大変でした。
唯一の医療従事者であるため、同業者に相談ができない
医療現場では先輩看護師や医師にすぐに相談することが可能でしたが、保育園では看護師がひとりしかいないため、同業者に相談することができません。
その場で他の看護師に相談出来たら…と思うことはやはりあります。
悩みや大変なことに関しても、同じ保育園看護師だからこそ共感してもらえること、相談できることがあると思うので、それがなかなかできないのは大変ですね。
病院とのギャップが大きい
病院は人も設備も物品も整っていますが、保育園ではそうはいきません。
怪我や体調不良の対応といってもできることは限られてきますし、医療行為はほとんどできない。
頼れる同業者もいない。
応急処置とはいえ、こんな時あれがあったら便利なのにな、医師や他の看護師に確認できたらなと思うこともあります。
医療行為がないと物足りなさを感じてしまう方には、あまりおすすめできない職場かなと思います。
保育に関しては新人であるため、勉強と経験が必要
わたしは新卒から小児看護に携わっていたので、育児行為に関してはほとんど問題なくできました。
しかし、遊びや保育の視点から考えた子どもたちへの接し方に関しては素人であるためわからないことだらけでした。
園によって遊び方や保育の流れが大きく異なるため、その園の方針にあった保育を勉強、経験していく必要があります。
ちなみに、わたしが勤めている園では担当制保育を取り入れているため、他園で勤めていた保育士さんたちもやり方が大きく異なるため苦労していました。
いろいろな保育方針があるんだね。就職先を決める際は、園の方針が自分と合っているのか、確認が必要だね。
まとめ:それでもわたしは保育園看護師が結構好き
保育園看護師の悩み、大変なことについて経験談を元にご紹介しました。
それでは今回のまとめです!
これまで述べたように、保育園看護師は働く環境が病院と大きく異なるという点から、悩んだり、大変だと感じることがあります。
ですが、ずっと小児関連の仕事に携わっていたいと考えていたわたしにとっては、子どもの成長を見守ることができたり、病院で学べなかったことを学ぶことができたりと転職して良かったと思う点もたくさんあります。
小児に携わっていたいと考えている看護師さんには、ひとつの選択肢としておすすめできる職場だと思います!
保育園看護師に転職してよかったことについては、こちらから見ることができます!ぜひ見てみてくださいね♪